風水の発祥は中国ですが、環境（気候風土など）に基づく理論が多いのは事実です。
そこで、南半球・赤道周辺では、これらの理論が通用するのかという疑問は当然生じます。
これについて、公開しているサイトがあります。
一言：このサイトでは、風水学を中心に、占星術（紫微斗数（南派）、子平（四柱推命））、易占いなどもあります。
他にも、質疑、玄空（飛星）派風水の資料があります。
日本では、得られない素晴らしいものばかりです。
公開者 カナダ・トロント・マスター・ジョセフ・ユー
オーストラリア、ニュージーランド、ブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ、シンガポール及びマレーシアから多くの問い合わせを受け取りました。
簡単に言えば、問題は以下の通りです。
「私達は南半球や赤道に沿った場所でも、本来の（北半球の）風水を使うことが出来るか？」
私が配った簡潔な答えは以下の通りでした。
「はい」
「私達が中国で使う従来のテクニックを変更する必要は全くありません。」
風水の基礎とやり方は世界各地どこでも同じです。
おそらく、私達が風水を使えない場所は北極と南極です。
「北極では、あらゆる方向は南しか存在しない。南極のあらゆる方向は北です。」
私の答えは理論ではなく、仲間の専門家からのフィードバックと私自身の経験による上記の実験に基づくデータに疑問を投げかける領域（分野）を発見するでしょう。
風水の原理を調べてみると上記の実験に基づくデータに疑問を投げかける領域（分野）を発見するでしょう。
これらの５つの要素はそれぞれ異なったエネルギーを象徴する為、これらのエネルギーに使われている私達の言葉（それぞれのエネルギーの名前）エネルギーの行動と特徴を十分に表すための言葉だということを忘れてはなりません。
この様にして
金 一つの方向に進む、孤独
水 下向きに動く、自由
木 上向きに動く、増加
火 輝いていて、熱い消散
土 安定、集中
これは対照的な本性を現す、そしてそれらは修正されるべきではありません。
陰と陽を分類するのにおいて人々はよく間違ったやり方をします。
ある人々は、水が弱く、山が強いと考えます。
そして、その結果、山は陽そして水は陰と考えてしまうのです。
これは本当ではありません。
風水では、私達は動きと静寂を重視します。
動いているものは陽であり、静止したことは陰です。
従って山と水を比較すると水が陽であり山が陰と考えることが出来ます。
ここに、風水で使われている文王の後天八卦について紹介します。
これは後天八卦として、一般的に翻訳されます。
先天八卦は伏儀（ふっき）によって発見させたと考えられています。
文王は先天八卦と洛書に習って修正しそれが後天八卦として知られるようになりました。
八卦を単なるエネルギーの図として考えるかどうかが南半球での議論の焦点となっています。
風水の研究が中国で始まった為、中国中心部の地理的な面を参考に出来ています。
八卦が中国の気候を基本に作られたとして考えるのが妥当でしょう。
その為、八卦の離宮は文王によって、南に当てられています。
中国の西部には、無機物が豊富にあり東部の方が植物が多くあります。
文王は更に、兌宮を西に、乾宮を北西に当てました。
これらの宮殿は本来、金を表します。
北部には水が、氷の状態で、豊富に蓄えられており、坎宮が北部にあるのは決して偶然ではありません。
残りの地域、つまり、北東部と南西部にはそれぞれ艮宮と坤宮が当てられています。
現在、南半球の殆どの地域では南部は氷に覆われた南極大陸ですが、ここで、私達は八卦を修正すべきですか？
私達が八卦を八つの方角から来る異なるエネルギーの図としてみる場合、その答えは正しいです。
Ｎ−北、ＮＥ−北東、E−東、ＳＥ−南東、Ｓ−南、ＳＷ―南西、Ｗ−西、ＮＷ−北西。
八卦が八つの方角（８つのエネルギー）だけから成っているわけではありません。
八卦はそれより遙かに多くの要素を含みます。
洛書について議論する前に地球では、八卦は修正あるいは変更して使用されるべきか？
という問いに答えましょう。
四季がある理由は太陽の高度が１年の時期によって異なる為です。
風水の図は異なったエネルギーの源を示すように作られています。
熱帯地域では、熱エネルギーの支配が一年中続いています。
反対に、北極方面では水エネルギーの支配が大きくなります。
同じ風水の図が使われていても、それぞれのエネルギーの強さは北半球のものと逆になります。
地球では、火のエネルギーが支配力を持っています。
熱帯地域で病気が容易に広まる理由は火のエネルギーが二黒土星と五黄土星の不吉な効果を強くする為です。
火のエネルギーは八白土星の吉の効果を強くする為、熱帯地域には生産力があります。
８つの方角から来る基本的なエネルギーの図は緯度から見た地域によって異なる。
八卦が特定の地域の気候によって、起こるエネルギーの図であるとしたら、それぞれの地域は それぞれ独自の八卦を持つということでしょう。
そして、北と南という二つに限らず、無数の八卦が存在することになるでしょう。
しかし、八卦だけが風水学で重要であるわけではないのです。
伏儀（ふっき）は自分が空や地上に人々を観察した結果を考慮に入れながら、八卦を作りました。
地球上のエネルギーを研究する為には、洛書を見逃すことが出来ません。
洛書は太陽、磁気、宇宙などのあらゆるエネルギーの源を表したエネルギーの図なのです。
洛書とは異なった時間における９つの位置を表すものです。
多くの人々が彼らが北斗七星の中にあると考えます。
これは本当ではありません。
宇宙には何十億という星があります。
それにもかかわらず、何故、これらの特定の星だけが沢山の星の中で風水学的な場所に影響を及ぼすのでしょう。
風水を南半球で適用できないということでしょうか？
古代の中国人は、占星術にこれらの星の名前を使用するのが好きでした。
その為、風水マスターが、これらの名前を使用したのはただ当然でした。
九つの星、つまり九つの数字がそれぞれ時と共に、変化する異なったエネルギーを表すというのが妥当でしょう。
これらのエネルギーは決められた特定の地域に位置づけることが出来ます。
家が向く方向やその家が建てられた時期によって、エネルギーの図を決めるのです。
それはその時、地球を訪問した宇宙船の上の図形ではないでしょうか？
これは不可能でないばかりか、巨大な亀の伝説より確実です。
事実、地球は宇宙の中のかけらほどであるに過ぎません。
４ ９ ２
３ ５ ７
８ １ ６
洛書の魔法陣
もし八卦が、８つの方角における５つの要素の強さを考慮に入れた平方のエネルギー図だとしたら、その地域の緯度、優勢な風向き、その他の地域特有の気候条件によって変更される必要がある。
洛書は山と水の位置によって定義された特定の領域のエネルギー図です。
その特定の地域が家であるなら、それは家の向きや建てられた年によって定められています。
八卦を変更すると、８つの方角から来るエネルギーの種類にも影響が及びます。
洛書が変更されていない為、それぞれの方角にある星の位置も変わりません。
私達が、家の風水研究をする時、最も重要な役割を果たすのは、山飛星と水飛星です。
水飛星は富を招き、山飛星は家に住む人々の健康を招きます。
時飛星はその場所の基礎エネルギーです。
家の特定の角の基本的な本質は星との関係によって、吉になったり凶になったりします。
同じ星図が当てはまる家でも、場所が変われば星図の影響も変わります。
それは違いを感じに南半球に行く必要はありません。
「８つの星が住宅内にある」として吉凶を推理する方法です。
４つの幸運な星
生気（活気）
天医（天の医師）
延年（長寿）
伏位（安定）
４つの有害な星
絶命（死亡）
五鬼（五匹の霊）
六殺（六匹の悪霊）
禍害（不運）
これらの星の位置は、先天八卦と洛書番号（数字）を関連づける公式に基づいています。
先天八卦と洛書を変更しないので、それを変更する必要はありません。
北半球と南半球の間には、いくつかの違いがあると考えるのが常識です。
風水は常識であり、常識以上でもあります。
北半球では山の南側の坂に建てるのが好きです。
というのも、それが良い（吉の）エネルギーをもたらすので風水的に良いからです。
南半球の中では、卓越風と海流がそれらと異なっています。
私達は、風と水が風水の二つの要素であることを知っています。
それなら、どうして北半球で使われている風水が南半球でも変更なしで使えると肯定できるのでしょう？
それは傲慢ではありませんか？
答えは簡単です。
原則は変わりません。
変化するものは星図ではなく、環境です。
違いがあること、あるいは変更が必要であることを受け入れなければいけません。
公式を変えないのは本当です。
変えられなければならないのは、星に及ぼす実際の環境です。
何がどうして変える必要があるのか、あるいは必要がないのかを把握しなければなりません。
文章の形で風水の技術を伝える風水マスターは、中国（つまり風水の中心地）以外でのあらゆる方角でのエネルギーの強さを少しだけ変えれば、世界のどこの地域でも使用できるという理論的推理であるに過ぎません。
このことは実験で証明される必要があります。