カナダの風水マスターJoseph Yuのサイトの磁北と真北の議論の翻訳・部分修正したものです。
尚、一部訳しきれない部分がありましたが、ご了承下さい。
「風水研究において、方角を真北又は磁北を参考にするべきですか？」
この面白い質問は１０００年以上前から問われています。
実際の北位の適用を支持する人々は堪輿（かんゆ・かんよ）という名前が含意するように、風水学が天文学と地理学から成ると考えています。
実際の方位を使用しなければならないと彼らは考えています。
磁気北位を支持する人々は羅盤が使用されているので、磁北が子ー午の方角を示すと考えています。
従って磁北が使用されるべきだと彼らは信じています。
これら２つの北位を種々の視点から見てみましょう。
地球が、地球を二つに分ける軸を中心に回転しているので、私達は、この軸が通る場所を本当の北極と本当の南極と言います。
この軸の回転は、地球が太陽の周り回る楕円形の経路と水平の面に６６°３３傾いています。
この回転軸を伸ばしていくと、架空の天球の表面にぶつかります。
北極星が常に同じ位置にあるように見え、他の全ての星がそれを中心に回転しているように見えるため、実際の北位とは、はっきりと説明されることができます。
真北と南極は地軸が通る場所とされている。
しかしながら、この回転軸の方向は固定されていません。
それは２５８００年の期間で前進します。
地球の回転軸は今日、北極星を示します。
紀元前３０００年に、それはトゥバン（注１）を示します。
１４０００年では、それはベガ（注２）を示すでしょう。
２２８００年ではそれは再びトゥバンを示すでしょう。
このことから、実際には真北などというものなど無いことが分かります。
時間に従って、それは異なります。
この理由で、私達は、これを真北の代わりに「天文学の北」と呼びます。
問題は、現在、「風水研究で方向を測定する際に、天文学の北か磁北が参照として見なされるべきですか？」という点です。
又、私達は、天文学の北が固定されているのではなく、２５８００年のサイクルで変わっていると頭に入れておかなければなりません。
地図では、私達は便利に「坎宮」として知られてものを使用します。
天文学の北と坎宮の違いはおよそ半度ですが、これはゆっくり時間をかけて交換しています。
調査目的のために、坎宮は使用されています。
磁石のモデルは、磁力が磁北ポールから南極まで広がる双極子です。
巨大な磁石としての地球は地理的な南極の近くに磁北ポールを持っています。
地磁気は流体の金属コアの電子の流れによって引き起こされます。
これは、時間に従って地磁気が何故異なるかを説明します。
動きはかなり緩やかです。
従って、地球は動く磁極を持つ巨大な磁石として考えることができます。
又、磁北極の位置の変化が天文学の要素によって影響されているのです。
太陽の嵐は磁気コンパスに影響します。
参照の選択に関する最も古い記録は「管氏地理蒙」にあり、管輅によって三国時代の魏大国で書かれたものです。
「針は陰と陽の始めと終わりを決定する坎ー離を指します。
事実上、磁針が子の中点を指し示す時（北の０°）、人々は、架空の針が、子と壬の間の境界を示すと想像しました。
言い換えれば、それは子と壬の間のスリットに落ちます。
三合派羅盤では、内側のリングは地盤で、外側のリングは天盤です。
天盤の子の中点は、地盤で子と癸の間のスリットに当てはまります。
羅盤のこのリングの発明は、天文学のコンパス上で方位を読むためでした。
このリングは天盤と呼ばれます。
天盤は天の気を読みます。
地盤は地の気を読みます。
その後、人々は、固定された７，５°が変化する傾きと一致しないことを発見したため、正午の太陽の影を天文学的方位を読むために使用するようになりました。
天盤を使用する代わりに、日時計が羅盤に加えて使用されます。
私達は風水で何を研究しますか？
１，巒頭
形勢
天に星と銀河があります。
地球には、山河があります。
気は地上を流れ、天でその形を表します。
地上でそれは形になります。
「変化は見られます。」
文字通り取ると、これは、天にある全てのものを地上にある全てのもので表すことになります。
事実上、陰と陽の変換を理解するために、天におけるイメージと地上における形を元にトライグラムを作ったのだと易経は言っています。
この陰と陽の変換によって具体的な物と抽象的な物が変換されます。
一方、私達は天で起こることの全てを知る必要はありません。
大切なのは、天や地上を含む宇宙での出来事が、どのように地球に影響を与えているかと言うことです。
現在、天の抽象的な考えが時間の概念に変わります。
時間が始まらない天上では動きが永久であるため、時間には始まりや終わりや停止がありません。
古代人が書式を研究したとき、それらは保護と生産に興味を持っていました。
川がが流れ、前方に水が集まる形の山に囲まれている場所は吉相です。
このシナリオを分かりやすく描写するため、昔の風水学者達は、古代天文学にある４匹の神聖な動物を用いました。
それらはお互いに全く関係づけられません。
五行と５つの惑星もそうです。
古代の学者いつも天、地球、人間を関連づけようとしました。
現在の学者の中にも同じような罠にはまり、彼らの目線は井の中の蛙のようになってしまいます。
２，理気
気の原理
気自身、の存在は自明です。
科学を理解していないにもかかわらず、科学的考え方をするふりをする人々は気の存在を科学で実証できないと言います。
実は、私達は気の存在に依存します。
気がなければ、私達の体は単なる化学成分の集まりであり、生きていくことはできません。
私達の惑星は生きていく上で適した環境を提供します。
それは、生気を与えて、殺気から私達を守ることになります。
生気と殺気の両方が宇宙から来ています。
私達の地球、太陽系、及び全ての銀河を含んでいます。
風水研究では、渡した達は星の誕生や他の惑星で煮出来事をさほど重要視しません。
私達は宇宙で起こることの全体的な影響に興味があります。
これらはいわゆる星図によって説明されます。
天体の影響を考慮に入れない星図があります。
洛書、又の名を地盤と言います。
私達には、様々な時間を表した星図があります。
これは天盤として知られています。
家が建築されるとき、私達は、家の星図を参考にします。
地球図
地上で最も重要な力は、（１）重力（２）磁気です。
重力は地球の中心に向けられています。
この特性は地球の要素で一番重要な物です。
従って、それは中心に向いています。
それは、洛書では五黄土星の位置にあります。
磁気は、地理的に見て南極の近くから広がります。
放射は要素「火」の最も重要な特性です。
従って、それは、洛書の一番上に位置し、南を指しています。
そして、九紫火星としてしていされます。
過去の風水師が八卦について説明するのに四季を使用したのに注意して下さい。
それは、事態を分かりやすくする良い方法です。
私達は、中国で四季が使用されたのを思い出す必要があります。
人々熱と南を結びつけることができないので、熱帯では風水の勉強は意味がありません。
風水が南半球で教えられたらその人々の経験は反対なのでそれは、寄り多くの問題を引き起こすでしょう。
風水を教えるとき、それらは推論であることに注意しなければなりません。
それは人々が助けるのによい方法です。
残念ながら、人々は南半球では北半球の八卦が使えないという説明ができます。
これはかなりの誤解に通じます。
問題は八卦ではなく、教える方法自体です。
八卦と洛書は普遍的です。
洛書：温帯性の北半球の四季を用いて教えることは誤解を招くため廃止されるべきです。
地盤を研究するために、私達は確実に磁北を参考にしなければなりません。
重力と磁力がどのように８つの方向の気を生み出すのか研究しなければなりません。
注意しなければなりません。
私達が言及しているのは変化する地球の気なのです。
| ４ | ９ | ２ |
| ３ | ５ | ７ |
| ８ | １ | ６ |
洛書の配置
地軸に合わせてチャートを自分たちがいる場所は関係なく、羅盤が指す子ー午はどこでも子ー午なのです。
適応する必要は全くありません。
同じ場所でも、２０年後には違う気のチャートを示すかもしれません。
これは妥当です。
変わらないことは、結果ではなく、方法です。
私達の地球が変わらないはずがありません。
地球磁場が変化するなら、地盤も変化して当然です。
従って、今日測定されている方角が３０年前に測定されたものと異なっていても、驚く事はありません。
天図
天図は、様々な時間の宇宙から来る気が変化する結果であると言えます。
それは、惑星と星の異なった位置関係が原因です。
しかしながら、私達は原因を研究しようとしません。
効果を研究したいと思います。
それらの効果は地盤の上で重なります。
古代の中国人は、洛書から天図を作るための公式（算法）を導き出しました。
地球上で測定が行われ、又その公式が地盤上で作られるため、天文学の北ではなく、磁北について言及するのはより妥当です。
洛書は二十四山とその公式が込められている道具です。
それは、水と天の働きがあるものだからです。
あらゆる方向は相対的です。
真北、又は絶対的な北位などありません。
天文学の北は地球の動く回転軸について言及します。
坎宮は天図を作る標準の方法を示します。
磁北は地球の中の動きのある双極子について言及します。
風水の研究は重力と磁気が主となる気のフィールドを重ねることに分析の重点を置きます。
風水は科学ではありませんが、科学からそれを完全に離すことができません。
磁場が地上にある２つの重要なフィールドの内の１つである為、風水は磁力の方角に基づかなければなりません。
従って、天文学の北ではなく、磁北が測定方向に使用されます。
注１：トゥバン：星座の竜座の天体
注２：ベガ：星座の琴座の天体