日本で活動している「風水師」と名乗る人々はどのような内容で、どのような評価を受けているのかはあまり知られていません。
そこで、「風水師」と名乗る人々に対し確認するポイントは次の様に行うとよいでしょう。
Q１，あなたはどの流派が実践できますか？また、流派はどのような形で学びましたか？
A１，私は市販の本で、玄空（飛星）派、風水学鑑定講座（鮑黎明先生）で八宅派風水を学び実践しています。
講座や研究機関、図書名等を具体的に挙げられない場合や、特に学習方法を明確に言えない場合、あなたは市販の本で勉強した方が良いと思われます。
Q2，あなたは、住人の生年月日を計算して鑑定しますか？
A2，勿論計算します。
そうしなければ、正確な方位の吉凶を割り出すことができません。
ですから、必ず計算します。
Q3，建物の建てられた年を計算しますか？
A3，計算します。もし、計算しないようならば経験の少ない人であると考えられます。
建物の建てられた年を知らないで実践できる流派もありますが、建てられた年を知ることは重要です。
建物の建てられた年を知ることで実践できる流派として、玄空（飛星）派風水があります。
Q4，あなたは精度の高い磁石や羅盤を使って方位測定をしますか？
A4，勿論使います。
又、使うときは基本的に屋外で使います。
室内の場合、金属製の物に反応して正確に測れません。
もし室内で使って、室内を歩き回る様であれば、正確な方位測定方法を知らない可能性があります。
Q5，風水鑑定の結果何らかの欠陥があった場合、何か買う必要がありますか？
A5，いいえ。
開運グッズと呼ばれているものについては販売しません。
ただし、五行理論に基づく対処法を教えることはあります。
開運グッズについてはこちらを参考にしてください。
Q6，研究過程で、読んだり訳した原書はありますか？
A6，はい、あります。
陽宅学において、活用したのは、
顧吾序(著)八宅明鏡、姚建鑾(著)陽宅集成、趙九峰(著)地理五訣の三冊です。
特に、姚建鑾氏の陽宅集成は翻訳ページを用意しました。
Q7，風水師や占術従事者が、オール電化やIH調理器で風水が悪くなることを知っていて、それを説明できますか？
A7，はい。
2011年の東日本大震災では、電力問題で、IH・オール電化が問題になりました。
震災前から、船瀬俊介氏の指摘してきた問題は、風水問題として大きく認識される必要があります。
どのような経歴を持つ(師弟関係に著名人がいても)を人でも、必ず、問題になります。
尚、問題提起は、小冊子・李氏陽宅挨星真訣、または、こちらで解説しています。
もし、説明できなければ、その後問題になるか、苦しい立場になるでしょう。
以上の項目に明確に答えられない場合、「風水師」と名乗っていても、疑問に思って下さい。
これは最低限度の内容ですので、まだまだ、確認するべき事はあります。