風水では必ずと言っていいほど、開運グッズ、化殺（殺気を弱める、解消する方法）が登場しますが、その方法は現在、世界的に有名な風水師の間では否定的な見解が示されています。
今回は、これをなぜ否定されているかなどを解説したいと思います。
まずは、何故現在、開運グッズが否定的な見解を示す人が多いかそれを説明しましょう。
第一に風水師は「物売り」で商売する人ではありません。
ですから、金属製の風鈴、瓢箪など、ごく一部を除けば無関係なものであると考えられるのです。
流派による風水判断と開運グッズの因果関係は説明することが難しいものであるという認識を持って接していただきたいと思います。
第二にアメリカ風水研究所のラリー・サング老師も否定的な見解を示されています。
風水改善法において用いられる方法は、五行理論によって割り出されるものが主流です。
例えば、流年九星(紫白星)に対して、五行で対応することはあります。
決して、開運グッズが主体になることはないと思います。
風水師・研究家は不必要なものを売りつけることは本来しないと思います。
そして、開運グッズ等の中で否定的な見解が示されている代表的な例としては、以下のものが挙げられています。
１，八卦鏡
２，クリスタル
３，開運グッズ全般
４，コイン
５，おはらい、お札等の祈祷品
以上のものは、風水とは無縁である、という認識を持って接して下さい。
化殺法の種類は現在、数多くあります（例：石敢当等）が世界的に活躍している風水師は活用しないようです。
化殺とは、殺気を解消、軽減する方法のことですが、これについては現在、賛否両論あるようです。
賛否両論とは、部分的に肯定している方もいれば完全に否定している方もいる、研究者一人ずつ異なる解釈で様々な評価がされているのが実情の様です。
肯定側の意見は「使用条件次第ではそれなりに効果が確認されている」ということでした。
現在、これを明確に肯定または否定する根拠となる研究例はあまり聞かれません。
ですから、信頼度の高い風水師の意見を求めるなどして調べる余地はあるかもしれません。
もし本当に必要であるならば、信頼度の高い風水師の元では必ず取り入れられていると思います。
これは、現在、まだ評価を下すことはできないと思われるものです。
因みに私個人は化殺論は否定的な見解を持っています。
開運グッズは風水を商売として考える人の道具であり、現在、「効果」には殆ど否定的な見解が示されています。
風水師は物売りではありませんから、安易に物を売りつけるような場合は要注意です。
そのものが「五行」に含まれるかどうかでその価値は変わります。
開運グッズと「風水効果」の因果関係は立証するのは難しいといえます。
世界的に有名な風水師の間では、「開運グッズ」は多くは否定的な見解が示されています。